加賀手毬

江戸時代に加賀藩の城下町であった金沢は、北陸地方最大の都市として繁栄し、「加賀百万石」と称されました。文化的にも豊かな発展を遂げ、さまざまな伝統工芸がその技を極めていく中で、

加賀手まりも二代将軍・徳川秀忠の娘・珠姫が前田家にお輿入れした際にお持ちになったことが始まりと言われています。

やがて城下町に広がり、母親が作った手毬を魔除けとして持たせる風習が根付いてきました。

花を連想させる美しい幾何学模様が特徴です。

 

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