現在、加賀友禅の作家さんにお願いして、八掛の柄を書いていただいています。
八掛とは?
ハッカケと読みます。着物の裾がめくれたときに見える部分です。※お写真参照
赤く囲った部分が引振袖における八掛の見え方。通常のお着物の場合、夏以外の袷の着物にありますが、歩いたときにちらりと見えるくらいなので、色で遊ぶ場合が多いかもしれませんが、
引振袖の場合は立ち姿では華やかさを演出する大事な要素の一つになります。
日本の美的感覚として、「見えないおしゃれ」や「チラ見せ」の粋さがあります。ちらっとしか見えない部分で遊んだり、思いを乗せたりするおしゃれな遊び心が私はとても好きです。
そして金沢の大切な伝統工芸である加賀友禅で実現できないかとお話をしてみたところ、快くお受けいただけました!
現在、下絵までは書いていただきましたよ!
どんな彩色になるのか楽しみです。
作家は「戸田雪心」さん
https://www.instagram.com/sesshin_toda/
とてもやさしい古典柄がお好みだそうです♡
また進捗は更新いたしますね。
乃土花